2009年2月14日

SUOMENLINNA
今日はここにいってきました
発音がわかんなかったんだけどスオメンリンナとそのまま読めば良いそうで、、
ここはフィンランド、ヘルシンキの海上要塞だったところです。
1700年からずっと要塞だったそうで、島の周りをぐるっと大砲があります。
今は世界遺産として登録されているそうで夏場はすばらしいリゾート地のようです。
ちなみに冬は、、、、人があまりいなくて、なんちゅーか孤独だった。
なんか出てきそうな感じでした。

さて、ここにいくには船でいかないといけません、なんせ島なんで。
それも、港は凍ってる。
ヘルシンキは島に渡っていろいろなアクティビティをするそうで、冬場はそれらのリゾートはお休みだそう。
ただ、このスオメンリンナは、島民が生活しているために運行しているそう。
凍った海をどうやっていくのか?と思うと、普通のボートでガリガリと氷を掻き分けいってました。
でも、ルートはきまっているみたいで、氷の割れた一筋の道を進むって感じですか。
乗っている間気分は砕氷船。楽しかったです。
氷のギシギシときしむ音。これが心地よい。
甲板に出たかったけど出たら駄目なようで、、残念
ちなみに往復で3ユーロちょいなので、安いです。

ビジターセンターは10時からのオープンなので島をとりあえず一周。旦那と一緒にてくてくと歩いていく。
ところどころ高台があって大砲がある。
大砲の後ろには基地があるんだけど丘の下にできていてうまく隠されている。
つるつるすべる氷の道を滑ったり転んだりしながら歩きながら進んでいく。
往復で会った人は島民と思われる一組の夫婦のみ。
だーれもいなくて気分は無人島。
渡船場からキングスゲートまで約1.5キロ
そんなに遠くは感じない。
ゲートを渡ると前は凍った海。
ちょうど、でっかい船が目の前を通る。
かっちょい〜!

旦那は「滑って海に落ちたら怖い」とゲートの先にはいかず
(ぜんぜん落ちるような場所ではない)
しばらく散策をして戻る。
ミュージアムはビジターセンターの中にあるものと、ほかに戦争博物館、人形博物館とあるのだけど冬場のせいか、ビジターセンター以外はあいていませんでした。

しばらくうろうろして写真をとったりしていたら、船がこっちに来ていたのでそれに乗って帰る。なんとペットボトルの水はしっかり凍っていました。
帰りも砕氷船の気分を満喫。(船が楽しかったかも)

戻ると港には青空マーケットがややにぎやかに開かれていた。
毛皮の帽子や毛糸の帽子
お土産、野菜、魚などなど、、、、
見ただけでした。

そのあと、現地のガイドの人が薦めていたカッペリという港からすぐにあるガラス張りのレストランへいく。
ちょうどランチがあるとのことでそれをいただく。
スープランチで8ユーロ
野菜とお豆が沢山入ったボルシチのようなトマトスープですごくおいしかった。
スープのほかに、パンも何種類かあり、あと飲み物もOK
パンはこっちで食べたパンで一番おいしかった。(ふかふかのレーズンパン)
お店を出ると、ちょうど同じころに食事をしていた大柄なおばあちゃんがパイプを咥えて杖を突きながら歩いてて、私たちのほうをふりかえり
「ハッピーバレンタイン!」とニヤリ
こういうときは、どうやって返答したらいいのかわからず「you,too」といったが、、やっぱり変か、、、おばあちゃん一人だったし
でもなんだか、楽しくなったよ。

おなかが一杯になったところで博物館や教会めぐり
博物館、、、、今日は休みのせいかどこもかしこも人があふれておまけに子供が多くゆっくり見ることができませんでした。

その後歩いて帰るが、いつもと違う道を通ったせいで、私が道を一本途中でまちがえたらしい。
「まちがえた!」というと旦那は「なんでや!アホ」という
「ちゃんと間違えないか自分も確かめてよ」というと「おれはいつもボーっとしか歩いていないんや!無理や!」

‥はい

ってことでとりあえず歩いて番地を確かめる。右側に行けばたぶん戻れる、、としばらく歩くと元の道に戻りほっ
ホテルに無事戻ってこれました。
今日は本当に寒くて(何度だろ?)ずっとペットボトルは凍ったままでした。

14日の夜は最後の夜ということで、豪勢に!と近くのレストランに出かける。
現地ガイドの方がお勧めの場所ということでいってみると人が一杯
「予約してないけど、大丈夫ですか?」ときくとかろうじて1席だけあるとのことでそちらに座る。
メニューは英語のを持ってきてくれてよかった。まずはビール
それから料理をオーダー
私はワインも一杯だけ頼む
頼んだ瞬間に料理が私たちのテーブルに運ばれてきた
「間違えてますよ」というと「そんなはずはない!」とウェイトレス
しばらくして、「間違えてました」と皿を隣の席へ
隣の席は若いおしゃれな青年二人で「食べてないよね?」といたずらっぽく聞いてきた。
旦那は「なんっていいよるかわからん!たべてない!」と文句を言ってた。

このツアーでしゃべるのはほとんど私
でも、私が学生のときに英語を押してくれたのは旦那
旦那、ESSにも入ってたし、しゃべれないはずがない!
ってことで、いたずら決行

ビールがなくなって「おかわり頼んで」
といわれたので「自分が飲む分は自分で頼んだら?」という
すると旦那、無言でほしそうな顔でビールのグラスを持ってアピール

しかし、声をかけないと誰も振り向かない
「おめー、頼め〜!頼んでくれー!」とうだうだ
うるさいので結局根負けして、注文しました。

そういや、ロヴァニエミでのレストランでおじさんが日本語で、「トナカイ料理ください!」って注文していた。お店の人は「わかんない」と言ってたけど、無事に注文できたのか?
トナカイって英語じゃないのよね
って、私も今回reindeerがトナカイって知ったけど‥

旦那英語わかるくせにしゃべるのが大嫌いなんで今回もやっぱり喋らなかった

さて、料理は旦那はチキンのロースト、米とナッツのリゾット和え
私はラムのロースト、なんだかわからないハーブ沢山ソースと野菜のロースト

めっちゃ満腹
その後会計のときに
なんとバレンタインデーだったんでハートのチョコレートとカルーアミルクがサービスにきました。
おいしかった。

帰りは公園を散歩しながら戻る。
途中大量のウサギがぴょんぴょん飛び跳ねてた。写真に撮ろうとするとすぐ逃げるので光った目くらいしかとれなかった。

バーで飲もうかという話をしてたんだけど、疲れて寝てしまった

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