今回は、ご来光の滝の近くから沢をのぼっていって東稜までいくというコース
でも、今回は非常に怖かった
なぜなら、途中でコースを外れて迷ってしまったからです。
危うく遭難するところでした

今回の参考のコースはこちら
金曜の夜に瓶が森の駐車場でキャンプ
空気は冷たくて、焼酎のお湯割りもすぐ冷めてしまう。

空は天の川がくっきりはっきりみえて綺麗
写真を撮っていたけど、なかなか星ってうまく撮れない
で、しばらく星をみたあと早々に寝る(とはいえ12時は回ってた)
夜中2時頃か、あまりの寒さに目が覚める。
体が冷え切ってる
ブルブル震えるのでバックのなかからカイロをベタベタと体中に貼り再度就寝
カイロが暖まった頃、ようやく眠れる

翌朝外を見て納得

凍ってるし…
氷点下だったのねん
でも、キャンプした甲斐があり、雲海に浮かぶ石鎚山を見ることができる。
すごくきれいで 何枚も写真を撮った

雲海ってすごい
くどいようですが、霜が降りてます
寒いです
ラーメンであたたまりました
夜明けです
石鎚山が光ってます
ご来光!
片づけをした後土小屋までいく
土小屋から、ご来光の滝の登山口まで移動
ここからスタートです

写真は石鎚山の裏側(?)
30分くらい急斜面を下って沢にでる
それからテクテクと沢を歩いてのぼっていく
石がごろごろしてるけど、今回は登山靴のため歩きやすい
ただ、登山靴が初に近いのでそれが心配でした
(でも登山靴で結果的に正解でしたが)
七釜です
川が段々になってて面白い

佐賀の七ツ釜をイメージしてたら、ちょっと違った
今回初の登山靴です
スパッツは失敗
すぐずり下がるしストッパーはきかないし 

…途中ではずしました
今回はヘルメット着用とのこと
本当に重宝しました
バイクのヘルメットですが…
取り付き点です
いきなり難易度高い

身軽な人が沢を登ってロープを垂らしてくれました
ロープを使って登りました

(今回は私のためのロープのようでした)
延々と登っていく
ここらへんは割と気持ちいい
よっこらしょっと登る
足が届かないところはひざを突いて登る
足が短いので大変
結構急なところも登っていく
(でも、、ここどこらへんだったっけ?)
これ、80度くらい?
かなり急で、大変!
じわじわと登る

時々、引っ張ってもらったりした
12時をすぎたところで、休憩
そのあと、また登りだすが、いつの間にかコースを外れてしまったようす。
そして、ここ、右にも左にもテープがあってどちらにいったらいいかわからなくなってしまう。
そして現在地がいまいちわからない

結局右のほうに上がっていくが、これが間違ってたようで
どうも迷ったようです

携帯のGPS使ってみたがやっぱりさっぱりわからん…
ビバークの可能性がでてくる
上の方に進んでいくが笹を掻き分けていくのが大変
これが結構疲れる
そして迷ったというので精神的にドッときてしまった

元のコースに戻るために左にトラバースすることになったが、真横が崖なので上に上がっては真横に進むという非常にハードな移動になってしまった
もともと、道なき道なのにさらに道がなくなり、おまけに斜面は結構きつくて、握ってる笹をはずすと滑り落ちてしまう
怖くて手が硬直

皆イライラしてきているようで口調も荒くなってくる

(私が足を引っ張ってるので、皆の話を聞いてると申し訳なくて辛かった)

日もくれてきたところで、元のルート発見!
ようやくルートに合流
ホッとするが、上を見るとはるかかなたが目的地
おまけに足元がガレ場で歩きにくい
疲れてきたのと、体が重いためなかなか上に進めない
ガレ場を速く通過したかった
これまでもかなりの落石があって腕や脚にあたってたんで怖い

そしてもうひとつ
日が暮れると滑ったらおしまいなので日が暮れるまでに少しでも上にいきたかった(気持ちだけ)
気持ちと体は反比例で、あせればあせるほど息が上がって上に上がれない
斜面はかなり急で一歩あがるのにもゼーハー

日が段々暮れて来た

恐れな私は早々にヘッドランプを装着
あの真ん中がゴール
まだまだ遠い

見た感じはそうでもなさそうだが結構の急斜面です
休憩も斜面にへばりつく感じ
リュックを一度はずすと背負いなおすのも怖かった(これは私だけかな)
ヘリコプターが頭上を飛んでいた
もう真っ暗
顔は憔悴しきってヘロヘロ

遠くに先に上った人がかざしたライトが見える
まだまだ、、、、

笹も露がついてにぎると冷たい
顔は切り傷だらけ

ようやく、東稜にたどりつく
ガックリ
安心した
これから下山
しかし東稜も結構危ない
細いところを通っていく
下山できることがわかったんで元気になってきた
今日は石鎚スカイラインがもう閉まってるとのことで車を取りにいかれないとのこと

国民宿舎に連絡をして予約を取ってくれていた
今日はそこがゴール
帰りもやっぱり怖いところが多くて、ロープをまわしてくれた
手伝ってもらって移動

ようやく土小屋の登山道に合流
皆一安心
これからはもう、ガンガン下るのみ
笑顔もでてくる

土小屋のコース、初めてだけどかなり楽?!
距離はあったけど、下山は苦痛ではなかった
国民宿舎に到着すると、宿のお姉さんが外でまっててくれた
うれしくてウルウル

登山靴を脱ぐのに一苦労

先に食事をしてお風呂にはいる
お風呂に入ると、すっきりで安心してぐったりなってしまいました。
黄色がたぶん間違ったコース
赤が正しいコース

…かな?
適当です
間違ってたら教えて頂戴っつ

本当に適当ですから…
翌朝車の窓は凍ってました
もしビバークしてたら、凍ってた?!
翌朝の空です

帰れてよかった…


写真提供のAさん、ありがとうございます
私は今回登山の後半はほとんど写真取る余裕がありませんでした。

南沢から東稜へ(石鎚山) 2007年11月3日(日)参加者6名 天候晴れ