初のリタイヤとなった大会です。
100キロはやっぱり練習しないと駄目ということが身にしみて分かりました。
皆の話を聞いていると走る練習量が全然ちゃうねん。あかんわ
‥ということで、反省も込めていろいろと書きます(実は結構楽しかった)

6月6日(金曜)いよいよカルデラマラソンっちゅーことで緊張する。朝もえらい早く目覚めてしまった。用意は大体すぐ済んだんんだけどなんか必要なものがさっぱりわからへん。。まあ、なんとかなるか?と出発。
この出発時間も方向音痴の私は到着時刻の予想がつかんので、早々に家をでる。
 高速を走ってる間は結構すいすいと進んだんだんだけど、阿蘇に近づくと良く分からなくなってしまって途中で交番に寄って場所を聞く。でもおまわりさんが『何?それはどこ?』っていって分からない(T_T) なんで?もう多分すぐそこやねんからわかってもいいはずなのに??と困っていたらおまわりさんが『その場所書いてある紙かなんかないね?』といわれたので、大会の冊子をみせた。、。見せながら、あ!!と気づいた。思っていた場所は私が勝手に作り出した架空の場所でした(失礼!!)。。適当に覚えてた。
冊子を見せたら、速攻分かってしまった。で、到着。
到着したら受付があったのでエントリーを済ます。
 横で二人エントリーしてる人がいてて、ちょろっと話しをしたら、なんかむっちゃ慣れてるようで、いろいろと教えてくれた。
冷却材とか、そういうの用意してて、テント張って寝ると聞いて凄く感動!
そういう手があったんか〜!!(テント持ってないし使い方も知らんけど‥)
結構キャンプする人多いらしい。
 その後コースの下見にいって愕然とした。。。
旅館の同室者はもうウルトラに何度も出ているベテランで私が戻る頃にはもう準備をしていた。そういや、50キロ地点で着替えられるので着替えを用意しないといけない(いけないってわけじゃないけど)んだった。
私はすっかりそのことを忘れてたから50キロ地点で着替えるのは夜パジャマ代わりにしようと思っていた短パンとTシャツを入れた。(いつも練習で走ってるのがそれだったし)夕食を食べて温泉につかって、(気持ちよかった)同室者の方とお話しをいろいろした。夫婦できていてちょっとうらやましかった。
やっぱり一人の参加ってちょっと寂しいものがあるなあ‥
 話しをしていたら、フロントから電話がかかってきて、私に書類が届いているという。取りに降りたら、なんと!前の小城のホタルロードレースのとき、ゴールの写真を撮ってくれた人が写真をプリントして持ってきてくれていた。
 前の小城ホタルロードレースのときは走っている途中で『写真ゴールでとってあげるね』って言ってくれ人がいてて、ゴールで撮ってくれていたのを見たんだけどその後具合が悪くて探せないうちに見失ってしまったので、あの写真って見ることできないんだなあ、、と思っていたらなんと、こんなところで!フロントの人に名前を聞いたが『渡したらわかる』といっただけで、結局名前がわからなかった。感謝、感謝です。なんか元気も出てきました。なんかとってたもいい日でした。
6月7日(土曜)
 朝2時に朝食とのことで目覚まし1時50分、なんだか夜勤を思い出すわ〜。目が覚めても胃はまだ夢の中で食べ物がなかなかすすまない。夕方たんまりたべて速攻ねたからまだ消化できてないものもあるよねえ、、とか思いつつ、とにかくご飯は食べておこうと無理やりつめこんだ。
支度をしていよいよ、出発!バスに乗って会場にいく。スタート会場はもうカナリの人がきていて、色々準備をしていた。私はすることがないんだけど、緊張するとトイレが近くなるので、トイレばかりいっていた。
昨日の2人がカットバンをもってきてくれて、なんだかみんなの親切に感動ばかりしていた。
いよいよスタート!と、となりにBBSでこのカルデラマラソンの話しをしていた方が来てくれた。またまた感動!スタートして10キロくらいは引っ張ってもらったんだけど、その後靴紐がとれて結んだんだけど2回くらいほどけて、結局大分遅れてしまった。その後トイレにもいったのでカナリ遅れてきた。まあしゃあないのでそのままマイペースでいってたがペースがなんだか大分落ちてきたようだった。でもってとうとう山!何歩か走ったけどとても走り続けられないので歩いた。歩けど歩けど、上にいかない。。。時計を見るともうかなり第一関門までヤバイ時間になっていた。こうなるともうなんかわけわからんできつすぎて笑いが出てきた。歩いてようやく頂上につくころに後ろから来た女性が『せめて第一関門はクリアしたいよね』といって頂上に着いたら走り始めた。続いて私も走り始めたが、カナリきびしかった。
 なんとか第一関門まで着いた。。エイドにいた人が『お疲れ様でした、まあ、水でものんでゆっくりしてバスにのってください』といわれて、やっぱりアウトだわ〜と実感。もうやけくそで写真とりまくってついでに、エイドの人にリタイア記念の写真もとってもらった。(いや〜もう何も怖いものないですから。。)
 収容車にのってゴルフ場みたいなところで乗り換えた。どうも人数が集まってからバスが移動するみたいでリタイアした人まちだった。収容車には私を抜かしていった彼女がいた。彼女も間に合わなかったそうだ。でもとてもポジティブシンキングで、『こんなん、バスにのって阿蘇の観光もできてラッキーだよね〜』と言っていた。すごく明るい人で元気をもらった。彼女は250キロとか走ってて、もうウルトラばかりしかでてないとのことだった。前の席にいた人はトライアスロンをしている人で、なんだか皆凄い人ばかりだった。
 やっとバスが動き出した。つぎは50キロ地点に移動だった。50キロの預けていた荷物をとりにいかないといけなかった。取りに行ったら、そこはエイドだったのでお腹がすごくすいていたのでそばを食べたらと〜ってもおいしかった。パンと蜂蜜があったのでつけてたべたらまたしても感動。。とたんに元気になった。もしかして、私ガス欠だったのか?と改めて思った。
 休憩していたら、ホテルで同室だった方が走ってきた。『いけるところまでいくわ』といって走り出した。
 又バスに乗り今度はゴール地点につく。早速風呂にはいってすっきりした。風呂から出るともう100キロの人が到着していた。どんな足してるんやろ?!とびっくり。
 もう後はゴールしてる人を応援じゃ〜と、ゴールの近くの道端で『頑張って〜』とやっていた。
5時半になったのでパーティ会場で団子汁を食べる、むっちゃ美味しかった。そしてビール!最高!!
 終ってから旅館にもどって夕食を食べる。が、もう団子汁とビールでお腹一杯だった。
 昨日いろいろと教えてくれた二人から電話がかかってきて、ちょっと飲もうとのことでコンビニでビールを買ってテントで飲んだ。ひとりは初100キロだったそうで、シップだらけになっていた。
 彼らは私が飛ばしすぎているので、もちょっと落とすように言おうかとおもっていたそうだ。うーん、やっぱり飛ばしすぎだったのか、、、とか思い次回への参考にする。『また来年頑張るわ』というと『今年まだ四万十があるよ』といわれる。うーん、今年では私の肉体改造(?)が間に合わないかもしれんが、、話しをしてるといろいろと夢だけは膨らんできた。
 11時くらいにホテルにもどるともう電気が消えてて玄関も閉まっていた。げげ、、、締め出しをくらってしまったか?!と思ってマジ焦ったら、横にチャイムがあったのでそれを押してドアを開けてもらう。。ホテルの方、迷惑かけました。
 今回の反省
自分の限界を知らず初めに飛ばしすぎた
ペース配分無茶苦茶

練習不足(これが一番かも)
根性無し(もっとポジティブにせなあかんわなあ〜。すぐあきらめたし、、)
エイドで食べなかった(時間を気にして)←これ結構重要だったかも、どうも食欲がいつも出ないのであまり食べないんだけど、今回坂道を登るときすごい空腹感に襲われてしまった。

次回にむけて頑張ろうと

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阿蘇カルデラスーパーマラソン(第14回)